今日は葵祭だというのに、大学に朝から実習を受けに行って参りました。
折角、葵祭に誘ってくれた友達には、感謝と謝罪の気持ちで一杯一杯です。

さて、実習の内容はというと、芸術療法。
実習は土曜日だけを二週やるので、この日が最終日。
先週は、ビッグファイブテストをした後、五歳の頃をイメージして、家族絵を描かせて、さらに風景構成法を描かせた上で、物語を付ける、という内容。
今週は、そのビッグファイブテスト無しで、今の自分をイメージして、家族絵から。
というか、思いました。
芸術療法とかとる人間て、たいがいが、絵を描くのが好きな人間な上に、周囲といしょくたの場で描くのは、完全に、無駄な作業になってしまうのではないのかと…。周りを見渡せば、隣の子に影響受けまくりな子とかが多々。更に、ビッグファイブに至っては、「私って●●的?」とか、聞き出す始末。テストになんないじゃないか。
とまあ、こんな感じでしたが、なんとか無事に終了。それを、最後に、先週のと併せてどう変わったかを、それぞれ見せて教授を交えてのディスカッション。おい、いいのか!?と叫びたいような感じですが、それでも、始まる分析。
分析の途中から、もう気分が悪くて耐えられなく…。途中退室大目に見て貰って、それでも、最後まで出ました(涙)
人間、思い出したくない過去だってあるんだよ。と、やさぐれてみたり。

療法なのに、なんか癒されてない自分。

まあ、生きてりゃ色々ありますよね(空笑)

連休

2004年5月5日
連休なんていらないと思います。
あって嬉しいのは、どこか行き場のある人や帰る場所がある人だけでしょう。
普段は、講義はイヤですが、まだ大学という場所に行くという行為で自分を楽にしてあげることが出来ます。ですが、それが休みとなるとかなわぬのです。
そんなの、自分でいくらでも行き場所を作ればいいと人は思うのでしょうが、そんなのは無理。たとえ、決められて行ったところで、心が晴れようはずもございません。だって、連休というだけで、もうすでに気が塞いでどうしようもないのですから。

城南宮

2004年4月29日
久しぶりの日記更新になります。

この日、城南宮の曲水の宴へと行って参りました。
この日は天気も良く、日差しもそれほど痛くもなかったので、とても快適で、城南宮の庭園の緑も青々と美しく輝いていました。
今となっては、平安時代の儀式の面影をなんとか偲ぶことしか出来ないわけですが、穏やかな日差しの中で緑に囲まれ、平安装束を身に纏った歌詠み人と白拍子に稚児を見ていると、なんとも言えぬ不思議な感覚を覚えたものです。

菖蒲や杜若にはまだ少し早かったようなので、もう少ししたら、叔母に頂いた久留米絣を着て、また行きたいと思います。

散る花は

2004年4月15日
大学の講義を終え、ようやく散ってくれた桜の花弁を踏みしめ、ほっと一息吐くと、白い花水木の巨木に出会いました。
どこか埃っぽい春風に落とされるその花は、あたかも蝶のようで美しいのですが、さらに心を憂鬱にさせるのです。

一人、西日の傾き始めた頃、霞がかった遠くの西山をぼんやりと見つめながら、道を歩いていると、どこからか漂ってくる若草の芽吹いた匂い。
軽い目眩と虚脱感。
気を抜けば、叫び出したくなる。

渇く喉

春など、はやく終わればいい。

冬の間、あれ程までに春を渇望していたというのに。
この虚しさは何だろう。

成人式…

2004年4月10日
久々の日記になります。
私もそろそろ二十歳…といっても、来年ですが。
なので、成人式の着物の案内が毎日のように送られてくるし、馴染みの呉服屋さんからも催促が来る今日この頃です。
しつこい馴染みの呉服屋さんの誘いもあり、母と祖母とでようやく展示会に行って参りました。
場所は、東山にある南禅寺の近く、簡単に言うと元野村別邸の直ぐ側の清涼亭(うろ覚え)という場所です。着物を何着か試着し、めぼしいものをいくつか選んだはいいのですが、帯と振り袖に長襦袢だけで、軽く国産車が新車で買えてしまいます。そんな金を使うのなら、私を遊ばせてくれとは言いませんでした。どうせ、喧嘩になるので。
というか、着物の趣味が見事三人ともばらばら。なので結局、決まらず。
その展示会に、なんとかという有名な女優さんが来てました。
挨拶をしたら、ちゃんと挨拶し返してくださったので、すごいと感心しました。女優さんというと、どこか高飛車な人というイメージがありますが、全然そんなこともなかったです。美人で上品で、素晴らしいの一言につきます。
お昼は、そこで庭を拝見しながら食事を頂きました。めちゃめちゃ美味しかったです(語彙力が貧困)
丁度、桜も咲き乱れており、大変美しかったです。
そして、ついでに……と、四条に寄り、高島屋の呉服屋さんでも着物を見ました。そこでようやく、三人ともが気に入ったのを発見。
近くのうちに展示会をするそうなので、もう一度、それを見た上で決めようと思います。
親といると、交通手段にタクシーを使えるというのが嬉しいです。
友達同士だとひたすら長時間、徒歩な距離なのに……。
しかし、疲れました。
成人式に会場も決めなければ(涙)

極楽浄土

2004年3月22日
いつものように朝寝をしていると、携帯が着信を知らせてきました。
出ると、友人のNさんです。

どうやら、この日は前から言っていた不断念仏の日だったらしいです。
早速用意して、猛ダッシュで大学へ。

そして始まった念仏。

全員が木魚を叩きながら念仏を申すのですが、そのリズムのずれることずれること。
って、寝てるし。

一時間経ったところでストップ。

じゃあ、今日はお開きで。

って、どういうことだ?
と、事情を聞くと、三日はしんどいから一日、そして三時間、そして一時間
そんな風に縮んでいったらしいです。

もともとの、やり始めた理由が理由なだけに、達成される訳がないと思っていたら、案の定でした。
それでも、一時間でも、極楽浄土を見ました。

途中から、自身がここに存在しているのかどうかまでが疑わしくなってきまして、もう十五分を過ぎた辺りから、とりあえずはバレないように寝なければと思うようになっていました。

だめだめですね。

バイト

2004年3月21日
たまには労働です。
コンビニに働きに行くと、大学で同じ学年のD君と一緒にお仕事でした。
そこで話していて知ったのが、D君と、私の不肖の変態イトコが高校時代友人関係にあったということでした。高校一緒だったらしいし。
どうやら、ヤツが一緒にライブに行ったり楽器で遊んでいたのはD君だったらしい。
そういえば、どことなく雰囲気が似ていないこともない。
ヤツについてどう思うかと訊ねたところ、返ってきた答えが
「俺ほどじゃないが、あいつはヤバイ」
そうか、やはり。
D君とは、うちの母親と彼のおばあさんが友人と知人の狭間だったり、私の昔からの友人と中学時代同級生だったり、彼女の後輩が彼の妹だったりと、本人とは全く関係のないところで繋がっていたりしました。
っつうか、他人だ。
今回、バイトというところで縁が出来たので、これからも会うことでしょう。
顔もようやく覚えられましたし。

『―――縁が《合ったら》、また会おう』(BY,狐さん)
最近の口癖です。

カラオケ

2004年3月20日
NさんとWさんとOさんのバイトの先輩方とカラオケに行って参りました。

久しぶりにカラオケで歌ってスッキリ。
楽しかったです。

花灯籠

2004年3月18日
この日は、Oさんと花灯籠に行って参りました。
なぜか、清水にはタダで入れました。
清水で顔パス出来る心当たりはないんですが…。得しちゃいました。
町の中にともる、灯籠の明かりが幻想的で美しかったです。
清水の舞台から見える、京都の夜景も美しく、あの京都タワーでさえも相乗効果で綺麗だと思えてしまいました。

清水から、知恩院まで辿り着いた頃には、もう九時を回っていました。

そろそろ終わりということで、木屋町の方まで食事へ。

Oさんが連れて行って下さったのは、お酒と創作和食のお店。
お酒は、一杯目はライチをベースにした甘いカクテル。
二杯目はドイツのパッションフルーツのお酒をベースのカクテル。
三杯目は青くて甘いお酒。
いずれも、ちゃんとした名前はなく、こんなお酒を飲みたいと言って作ってもらったお酒です。
どれも、口当たりが良くて美味しいものでした。
そして出される、創作料理も、こんなに美味しくていいのかと思えるくらいに美味しいお料理です。上品な味付けで、お酒の味を損ねるような強い自己主張はないのだけれど、しっかりと素材そのものの味を生かしていて、さらに見た目にも綺麗。
お酒が入っていることもあってか、お料理を口に運ぶたびに、とても幸せな気分になりました。
お店の方も品があるのにお話が上手で、感動。

このようなお店を教えて下さったOさんには、めちゃめちゃ感謝です。

帰宅

2004年3月17日
温泉巡りも、この日で最後。

未練たらしく、朝湯を何カ所か入ってから、帰りの電車へ。

土産に、「城崎にて」(日本酒)や地酒を数種買って、帰宅。

この数日間で、私は一体どれ程の回数、温泉に浸かったのか…。
もはや、思い出すことは不可能です。

温泉

2004年3月16日
前日の日記では、城崎の書店について説明してしまったので、やはり、ここはメインの温泉の話で。

城崎は、前々日に行った草津とは違い、硫黄泉ではありません。
かといって、温泉に詳しくないので、はっきりとしたことは言えませんが、多分、鉱物泉(?)。
城崎には沢山の外湯があり、それぞれを回れます。

宿泊している旅館の、下駄とか浴衣とかがパスポート代わりになって、ただで利用できるのですよ。
温泉好きには最高の環境ですね。

歴史と文学の香りが漂う町並み、その中をカラコロと鳴り響く下駄の音。そして、救急車の音。
…誰か、下駄のせいで車にひかれて事故ったさうです(ジモティーなオバサン情報)
文学碑を見ながらの外湯巡り、これが文学の香りなのね…と歩いていると、魚介類の香りが…。
土産屋に混じり、ところどころに点在する鮮魚の店。

京都以上にバロック。

面白すぎてハラワタよじれるっつーの。

そういえば、この日、玄武洞というところに行くために8キロメートルの道のりを歩きました。

電車で一駅、バスで5駅。
何で歩いたのかというと、あくまで私の趣味です。

誰も通らない山道をひたすら歩くのは楽しかった。
歩くだけで暇すぎて、途中からあふれてくる妄想達。
押さえることが出来なくて、大暴走です。

もう途中からキレだす友人をなだめすかしながら、着いた玄武洞。
やはり四神分の洞があって、記念撮影だけして宿へ戻りました。

普段なら、その日は足がむくれるか腫れるかして、死にかけているだろうところが、温泉パワーか、全く無事でした。

温泉最高。

持ち直して

2004年3月15日
この日からは、城崎です。

知ってましたでせうか?
城崎には、コンビニがありません。

そして、二件ある本屋には、なぜかエロ本が店の商品の半数程度を占めています。純文学ではないのですよ、奥さん。

しかも、一番驚いたのは日に焼けきった数少ない文学作品(?)の中の一冊、三島由紀夫の「金閣寺」の背表紙に作者名が書かれていない本。
「金閣寺」を書いたのは確かに、三島由紀夫だ。
それは常識かもしれない。
だが、なぜそれが書かれないことが許されるのか。

いや、別に私が三島スキーさんだとか、そういうわけではないんで。
かといって、別に三島に恨みがあるわけでもないんで。
決して、怒っているわけでもありません。
ただ、なんだか不思議。。。

バイト休

2004年3月14日
さすがに、旅行から帰った次の日にまた旅行ってのはしんどいだろうと予想して、この日はバイトをお休みにして頂いていたのですが、そうしていて正解でした。

この日はハッキリ言って、死んでいました。

どれくらい死んでいたかというと、いつもの5割り増し死んでいました。

犬の散歩中に出会う、近所の人に愛想笑いも出来なくなるくらいに死んでいました。
きっと、あそこの娘は愛想笑いの一つも出来ないのだと、悪評が囁かれることでしょう。
もう、ほっといてくれ。
もう、とっぽいてけてけ。

牛に引かれて

2004年3月13日
この日も、朝から風呂風呂風呂。
いいっすね、温泉。
しかし、なんだか次第に躯から硫黄の匂いが…。

そうこうしていると、出発に時間に。
バスに揺られて、長野まで善光寺参りしてきました。

でも、やっぱり、私に信心なんて、善光寺の阿弥陀如来にも無理だったよう。
その辺にある仏像を見ては、色気が有るだの何だのとはしゃぎまくってました。

途中、峠の釜飯や信州蕎麦を食べたり、土産を買ったりして、夜も更けた頃に京都へ帰郷いたしました。

親戚もちのタダの旅行なのに、めちゃくちゃ満喫。
多少無理してでも、行って良かったです。

草津温泉

2004年3月12日
草津温泉に行って参りました。
バスにひたすら揺られて、数時間かけて群馬入り。
普段ぼーっとしながら過ごす無為な時間は、なんとも感じないのに、バスの中でひたすら過ごす無為な時間は、どうしてあんなに辛く感じるのでせうか。

とにもかくにも、バス酔いすることもなくなんとか草津温泉へ。
着いたのは、もう夕刻を過ぎた頃。

バスを降りると、辺りに漂う強い硫黄臭。
温泉地に来た…って感じです。

町並みは、すごく寂れていて、イイ感じ。
本を数冊持っていけば、散歩交えて風呂巡りしながら一週間は過ごせる感じです。

外の露天風呂とかも、気持ちいい。
なにしろ、雪を見ながらなんで。

とにかく、その日はひたすら風呂巡り。
気持ちが良かったです。
寒かったけど。

春のかほり

2004年3月11日
今日も少し暖かかったですね。

本日は、まりもの卒業生へのプレゼントを京都駅まで買いに行くという約束を新部長O君達と約束していたのですが、携帯をマナーモードにして寝たため、目覚ましが鳴らずに寝坊。

一時間ほど遅刻でしたが、みなさん、許してくださいました。

最近の私、ダレダレですね(汗)

無事、プレゼントを購入して、私は暫く、明日からの旅行の用意を買うためにその辺をフラフラ。
明日は、八時に集合なのですが、また寝坊しないか心配。

つくづく、最近の自分の携帯使用について考えさせられた一日でした。

会議

2004年3月10日
久しぶりに、フレッシュマンオリエンテーションの会議に出席しました。
私と同じ幹部の方々、おそらく私に対して怒りの感情を覚えているだろうに、表だっては態度に出る風でもなくて、助かりました(日本語が変な気がする/汗)
今回は、全体会議だったので、幹部以外の方々も出席していました。
その中には何人か知った顔があって、正直に本当にホッと…。
なんて言うか、この会議に出席するのって、まるで「一ヶ月間、大量に出される宿題がイヤでズル休みしていたのだけれど、そろそろ受験も近づいてきたことだし、真面目に出ないとなあ…」ってのと同じ気分なんですよ。
その中で、知った顔に会うのって、なんというか、めちゃくちゃ救いになっったり。
お咎めもなく、無事に会議も終了。
次からは真面目に出席しよう(といって、出来ないのが私なのだが)

京都駅

2004年3月9日
京都駅まで服を購入しに行って参りました。
もう春なのですね。
店頭には華やかな色彩の服が並び、見ているだけで、なんだか気分も高揚してきます。
いくつか服を選び、おとなしく帰りました。

駄文

2004年3月8日
君がこの京都から去って、まだ、それほどの年は経っていないのですね。
不意に、ニュースなんかで君を連想させる言葉の断片達を耳にするたび、色々、思い出すのです。
君の傲慢さや勝ち気さ、矜持の高さ。
今も変わっていないのでしょうか。

変わってなければよい、と
そう思うのです。

時々するメールでは、気位の高さも健在のようで、正直ホッとしています。

君の性格の悪さが、本当に好きでした。
かといって、君程に性格が悪い人がいても、私は君を好きなったようには好きになれない。

また、いつかゆっくりお会いして、話を出来るといいなと思います。

少しくらいは口喧嘩の相手が出来ると思いますから。

バイト

2004年3月7日 日常
この日、バイトでした。
いつも通り、レジを打っていると、(大学サークル+バイトの)先輩のOさんが登場(あの人が現れるときには、登場という表現が一番しっくりくる気がします)。
早めのホワイトデーということで、金平糖を頂きました。
金平糖と侮るなかれ、ただの金平糖ではございません。
かの有名な、緑寿庵清水の金平糖でございます。

青竹色の紙袋から取り出されたのは、桜色の組紐で結ばれて、更に上手にこさえられた桜の造花をあしらった、綺麗な桜の絵が入った白い箱。
その中から出てきたのは、まるで、その一粒一粒が宝石のような薄い上品なピンク色の金平糖。ほのかな桜の香りが辺りに漂ったような気さえしました。もちろん、そんなもの気のせいです。
そして、なぜかうちの母にも蕎麦の金平糖。

どうですか。これ!!
すごくないですか!私は、ハッキリ言ってめちゃめちゃ感動しました。
同じバイトのNさんとWさんとで大騒ぎ。
こんなこと出来るとは、さすが(色んな意味で)切れると評判のOさん。。。
かなり見直しました。

やがてOさんと交代の時間になり、私の仕事は終了です。
服を着替えて、帰宅準備。
電池を買い、Oさんにレジに通して貰ったのですが、財布の中には一万円が一枚のみ。大量のおつりに、Oさんから千円札を一枚せがまれました。
そんなOさんに、私が千円を差し出すことなど有るはずもなく、代わりに、使い切った花灯籠の案内が入った千円分のKカードを上げました。
いらねーよと言いながら、それでも受け取ったOさん。

そして私は帰宅し、遅い夕食に。
ぼんやりと、食べていると、メール着信。
何かな、と思って見てみると、まりも(サークル)の全員メール。
内容は
「京都花灯路を見に行きたいので一緒に行こうかなーと思う人は●●(私の名字)さんまでメールください。
期間は3/12〜3/21だそうです。花灯路のことを詳しく知りたい人はK
カードを買うと色々書いてあります。
そんなことで買うかという人はやっぱり●●さんまで。」

思わぬ、逆襲に、思わずニヤリ。
やはり、Oさんはずごい人でした。

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